サウジアラビア夫婦、不満漏らしたメイドに釘で拷問
サウジアラビアでメイドとして働いていたスリランカ人女性(49)が、
重労働の不満を雇用主夫婦に漏らしたところ、
手足や額に計24本の釘を打たれる拷問を受けたと訴えていることが分かったと
スリランカ当局が26日明かしました。
この女性は3児の母親で、サウジアラビアに5カ月滞在し、
20日に帰国。スリランカ海外雇用局によると、
家族は女性が痛みを訴えて病院へ連れて行くまで、被害の事実に気付かなかったという。
レントゲン検査の結果、釘は約2.5―5センチで、
1本は目の上で打たれたことが判明。
同局によると、女性は釘が熱い状態で打たれたと話しているという。
釘は手術で除去されました。
昨年には約200万人のスリランカ人が海外に働き口を求め、
約140万人が中東諸国で働いています。
その大半がメイドですが、身体的虐待や嫌がらせを訴える声は多いです。
この問題を受けて、スリランカ外務省はサウジ側に確認を取ることにしています。
ソース:ロイター